種別  町重要文化財
 名称  孔子座像一躯
 指定   昭和五十一年三月二十七日
◎ 概 要 名称座像の高さは四〇p(一尺二寸)唐金銅製、色は黒褐色、衣の袖に少し彩色がみられ、椅子に掛けられ背に刀剣をせおい幽玄なる相あり。
◎ 参考事項元禄八年多久領主伊豆守茂文公のとき、支那から五哲を遷座、数年後、孔子像以外の四哲は盗難紛失、藩では和製の五哲を改鋳し現在の多久聖廟に安置し、盗難から免れた孔子像は東原庠舎に安置されていたが、明治十四年、永年聖廟の用材や茸草補用地として藩と住民との密接な関係の有ったこの地(白木)に遷座され、そのころ教学の場であった花村分校に安置し、明治二十一年聖廟社を建立ここに遷座し現在にいたる。 祭典は、四月二十一日、九月二十一日に行われる子どもの無事成長と向学心の助長を祈願する祭である。
           
        江北町教育委員会



白木聖廟